不思議な事

良く、ある物を心から好きな人には

その好きな物から 近づいて来るって言う

例えば 楽器が好きな人には
楽器の方から近づいて来る

やめていたのに 諦めていたのに
何故かそれに関わるきっかけが 飛び込んで来たりする

おらの場合 楽器に関しては多々あった

趣味の他に
何故か無性に気になる事や 物があると

不思議と それを知る不思議な偶然もあったりする

最近 おらの元に 1冊の本が戻って来た

その本は
中学の時、友達が貸してくれた

ある一人の女の子の闘病の始まりから終わりまでが綴られた物だった

女の子はおらと全く同じ年で

野獣のようなおらとは
全く違う

可愛い女の子だった

当時のおらは

その内容が
ただただ 怖かった

死んだら人はどうなるのだろうか…

それは死んだ事ないから
さっぱりわからんが

この時はまだ
この少女の目線しか 考えられなかった

ただただ
死への恐怖が
おらの心を不安にさせたのだ

この本とは無関係だが、
当時
おらは 原因不明の 幻聴 幻覚に悩まされていた

今なら 変なハーブ吸うたんか!?
と言われてもおかしくない程

当時は不安定だった…

家族は (このブログの管理人も)
当時のおらを笑っていた
むしろ そんな家族で救われたのかも知れん

そんなこんなで

それから暫くは
その本の事も その少女の事も 忘れていたのだが

ある日

ふとネットでその少女の話をみつけたのだ

珠子 10歳のレクイエム

おらは心の中で
珠ちゃん久しぶりやな~!
と 呟いた

この本 購入できるんかな?

おらは 探してみた

中古だが

見つけた

早速購入し 届くと同時に
読む

内容は 当時と変わらず
残酷な物だ

むしろ 当時より 残酷なものになっている

おらは 今 息子がいる

親としての目線が加わり

読み終える時には
もう ぐちゃぐちゃだった…

珠子ちゃんとは 何か縁を勝手に感じて

毎朝

ご先祖様への感謝の祈りの中に
珠ちゃんも 仲間入りさせる様になった

珠ちゃんは

恋愛や 結婚 子育てを経験できなかった

きっと
周りに色々教える人生だったと
勝手に感じてる

珠ちゃんに勉強させられた人は
きっと沢山いるだろう

だから 次は 病気しないシナリオで
あわよくば
出会えたらいいね

なんて 考えてる

けど

地球はいつまで もつだろうか

なんて事も考えたりして

その話になるとまた ∞になるから
やめべ

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