毒親との同居で身体を壊したときの対処法

毒親

しばらくブログの更新ができない状態が続いていました。実は私自身が3月頃から体調不良が悪化したため、治療をしなければならないと主治医にいわれたため、治療を行っていたからです。

結果的にこの度、毒親である母親を施設に入所させる話が進み、早ければ来月6月にも施設への入所が完了します。そこで、もし私と同じように同居で体調不良を起こしたときの対処法を紹介します。

 

私の体調悪化の経緯

母との同居が始まってから今年で13年目を迎え、8月を過ぎると14年目に突入します。母親の年齢は86歳で私は50代です。母親との同居のせいで離婚を経験し、シングルマザーで叔母の介護をしながら同居してきました。

そんな状態が続いたためか、私の体調に少しずつ変化が起こり、激しいめまいや動悸、原因不明の血糖値の上昇が止まりません。実は私の主治医が今年定年を迎えるため、主治医が交代することになりました。

その際に言われたのが「私は定年するから正直に私の意見をいうと、あなたの血糖値の上昇の原因はストレスだよ、だから親との同居を何とかしなければ絶対に治らないと思う。それと、心療内科の治療も始めた方がいい」でした。

紹介状を書いていただき、心療内科に通院も始まりました。心療内科では薬が処方され投薬治療がスタートし、今月で3か月目に突入しています。つまり重度のうつ病も再発してしまっていたわけです。

 

医師からの助言と福祉との連携

メンタルクリニックで介護保険係りに相談し、福祉課にも相談してくださいといわれ、さっそく介護保険係りに相談に行くと、金銭的にも精神的にも負担をかけるタイプの親である点や、私が倒れたら子供に影響が出る点を考慮すると、施設に入れるのが一番いい方法だと判断してくれました。

ちなみに私は手足に麻痺がある叔母の介護と、重度の障がいがある娘の介護・介助もしていますので、福祉課の方とも顔見知りではありました。そのため、まず叔母の世話は本当の身内にしてもらうこと。

なぜならば、叔母と私は血縁関係ではありません。離婚した旦那の叔母なんですね。でも私は親より叔母の方が好きですが……。そして娘との生活に集中して欲しいといってくれたので、施設入所を目指して頑張ろうと思っているわけです。

 

問題は母親がどこにも健康上の問題がない点

びっくりされますが、私の母は86歳なのにどこにも異常がありません。すべて正常値で医師も驚くくらい健康体です。もちろん年齢が年齢なので足腰が弱くなっているなどはあります。しかし血液も内蔵も健康です。

そのため、介護や介助などの認定が出るかどうかがわからないとの話がありました。一か八か認定の申請をしてくださいといわれ、申請を出しました。実はこの認定には医師や地域の包括センターなどが介入します。

このときにうちの状況を話し、味方になってもらうのですね。医師も年齢的にも介護や介助が必要であると記載してもらいますし、包括センターの方やケアマネージャーさんの利用についても相談できます。

そして市役所に提出する書類に、家庭の事情と施設への入所が必要不可欠である点を強調してもらいます。私は要介助1が付けばいいかもしれないと思っていましたが、皆さんの協力があって要介護1が付き、施設入所が可能となったのです。

 

母が入所するのは自立型高齢者住宅

ちなみに私たち姉妹は母のために、ほとんどの貯蓄を失いました。そのため今後一切お金は出せません。そのため福祉課にも協力をお願いしました。それが生活保護を受けて暮らしてもらうということです。

なので入所するのは生活保護を受けている方でも入所できる施設に限ります。それが今回入所希望をする施設です。母は自炊もできるし買い物も自分で行くので、自立した生活が送れる施設に入所します。

家賃は管理費込みで4万ちょいです。彼女は好きなものだけを食べたい人なので、施設で出される食事に金を払うのが惜しいわけですね。さらに恐らく自分が一番高齢者なのに年寄りは嫌いなどとほざくので、顔を合わせないようにしたいそうです。

ちなみに、自立型の高齢者施設はガラガラ状態で、健康でいたい!認知症や寝たきりになったら施設に送られると思って頑張ったのがあだとなった状態ですね。私たち姉妹にとっては非常にありがたいことで、ようやく感謝の気持ちが出てきました。

 

母にとっても思うようにはいかない人生の様子

私の母は自分が毒親だとは思っていません。そのため、どうして私の治療のために施設へ自分が行かなければならないのかがわからないようでした。自分は子供のことを考えて育てた良い親だと思っているからです。

しかし、私の現状を親に話して治療しなければ長生きはできないと話し、その原因が介護疲れと同居のストレス、そして子育てのストレス、自分一人で家を維持しなければならない重圧だと話しました。

実は話してみると、彼女は逆の立場なら絶対にできないとわかっていました。でも自分が追い出されたくないために、私に「若いんだから頑張らなくちゃ!」などといっていたのです。

ちなみに、母親は父親を追い出して娘と同居し始めた50代初めの頃から全く働いていません。娘たちに生活の全てを出させて自分は遊んで暮らしてきました。三女の家庭を壊し、長女の家庭を壊しかけて次女である私の家に転がり込んできて、家庭を壊して生きています。

それでも86歳なので死んだらそれで終わるから、もう少しの我慢だと私たちにいっていました。しかし人ってなかなか思うように死ねないもんですよね。彼女は全く病気をしておらず、どこも悪いところはないのです。

医師も恐らく100歳は軽いでしょうと言っているくらいですから……。

 

もし毒親との同居を解消したいならここにも相談してみて

私が福祉課や介護保険課に相談したところ、それ以外にも相談できるところはあるようです。それが避難シェルターという場所。ここはDV被害から逃れたい方や、毒親との同居がきつい方などを一時的に保護してくれる施設です。

実は私は介護する人が多いため、思うように仕事ができず収入がほとんどありません。そのため、一時的に逃れるためにシェルターの利用をすすめられました。確かにそれもいいかもしれないけど、今回は施設への入所が決まったので利用はしません。

しかし、中には親に暴力を振るわれたり刃物で脅されたりして、怖くて逆らえない方もいるようです。そんな方はまず身を守るためにもシェルターの利用を検討してください。福祉課に相談すればすぐに紹介してくれるはずです。

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