骨粗しょう症とは?どんな病気なのか?

病気&ケガ

『骨粗しょう症』という言葉を聞いた事があっても、それがどんな病気なのかやどんな症状なのかがわかりにくいものです。そこで今回は骨粗しょう症とは何か?についてわかりやすく簡潔にお話いたします。

というのも実際に身内が骨粗しょう症と診断されて治療をしているので、経験を交えて医師の説明をお話いたします。

骨粗しょう症とは?骨密度との関係

 

 

骨粗しょう症とは簡単に言えば骨がもろくなっている状態の事を言います。少し難しく言うと『骨密度(こつみつど)』が低くなっている状態を、骨粗しょう症という言い方をします。

骨密度というのは骨の密度です。骨は網目状になっていて、密度が高ければ高いほどその網目が複雑になります。で、骨密度が高い状態ほど骨が丈夫というわけですね。

若い人やカルシウムの豊富な食材を好んで食べる人などは、骨の密度も高くて骨がとても頑丈なのですが、密度が低いと網目が少なくてすき間が目立つようになり、当然ですが骨がもろい状態になってしまいます。

骨粗しょう症は骨密度が低く、網目がスカスカになっている状態で、骨がもろくなっていますから、ちょっとした衝撃でも骨折しやすくなってしまっているというわけなのです。

身内の場合の診断と今後お伝えする事

 

 

私の身内とは母の事ですが、母は常々「腰が痛い」とか「脚が痛い」というような事を口にするようになっていました。階段を上るのも大変らしかったので、病院に連れていったところ「骨粗しょう症です」と診断されたわけです。

母の場合はもともとカルシウムを含む食材が苦手だったらしく、慢性的なカルシウム不足があったようでした。確かに乳製品は嫌いでほとんど食べていなかったのでそれもいけなかったのかもしれませんが、最初の診断の結果は衝撃的なものでした。

検査でレントゲンを撮ったのですが、この時の母の背骨はほとんど透明な状態で、しかも腰の部分の骨は圧迫骨折していたのです。確かにレントゲンを見ると本来白く映るはずなのに、半透明になっていて圧迫骨折している部分は見えませんでした。

このままいくと腰が曲がってしまって状態を起こせなくなってしまいますので、さっそく治療が開始されましたが、この治療が始まってから現在まで5年以上経過しましたが、完全に治ったという事はありません。

これまでの経験から、骨粗しょう症の治療は終わりのないものだという事がわかります。

今後は骨粗しょう症の症状や治療、どんな人が発症しやすいのか?さらには男女では発症の仕方が違うのかどうかなどについてを、少しずつご紹介していきますので、楽しみにしていただけると幸いです。

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