今回は骨粗しょう症をテーマにした第3回目の記事になります。今回の内容は骨粗しょう症の原因は何かについてです。前回の記事はこちら!
骨粗しょう症になる原因が何かを知りたいと思っていて、わかりにくいからもっと簡単に知りたいと思っている方におすすめです。
骨粗しょう症になる原因1カルシウム不足
骨粗しょう症の原因の一つはカルシウム不足です。毎日の食生活が原因といっても良いかもしれません。牛乳などの乳製品をあまり好まない方はカルシウム不足が問題です。
サプリメントで摂取しているから大丈夫だと思っているかもしれませんが、それだけでは吸収するのは難しいかもしれません。効率よく吸収できる食事のとり方や調理の仕方を工夫しましょう。
ただ、高齢者の場合、若い頃よりも骨を作る力が弱くなっているので(特に女性)、効率よく吸収して骨を作る能力を補う必要があるので、医師に相談して薬の処方をお願いすると良いでしょう。
骨粗しょう症になる原因2運動不足
骨は運動すればするほど負荷がかかるため、丈夫になろうと脳が信号を送ります。でも高齢者になると運動といっても限界がありますよね。
効率よく骨に負荷をかけるにはジムなどで筋力トレーニングを受けると良いのですが、あまりいきなり負担をかけても逆に骨折などのケガにつながってしまうでしょう。
無理なく運動をして適度に骨に負荷をかけるためには、毎日の散歩や軽めのスクワットなどを行う事をおすすめします。実際に母も病院でこれらの事をすすめられました。運動の方法などについてはまた別の機会に詳しくご紹介する予定です。
骨粗しょう症になる原因3女性ホルモンの低下
最後は最も問題になっている老化現象の一つです。女性は誰もが年ごろになると月経というのが始まりますが、この月経も永遠に続くわけではなく閉経する時が必ずやってきます。
閉経する時期は個人差なのですが、女性は月経がある間は女性ホルモンが作られて、身体のバランスを保っている事ができるのですが、閉経するとそれまで出ていたホルモンが作られにくくなります。
そして実はこの女性ホルモンの中に骨を作るために必要なものが存在しているのです。だから女性ホルモンが少なくなると骨粗しょう症が加速してしまうのです。
ちなみに女性の場合、骨を作る骨芽細胞というのがあるのですが、この細胞の働きを活発にするのが女性ホルモンなので、閉経すると骨を破壊する細胞と骨を作る細胞のバランスが崩れます。
だからどんどん骨がスカスカになってしまうのですね。ちなみに男性はというと、男性の骨芽細胞は女性ホルモンに関係していないので、同じ年齢でも女性の方が骨粗しょう症になりやすく、発症する年齢も違うのです。
男性の骨粗しょう症についてはまた別の機会にご紹介いたします。
まとめ
今回は骨粗しょう症の原因についてご紹介いたしました。骨粗しょう症が発症する時期や年齢については個人差がありますが、原因はどの人も大体同じです。
もちろんもっと厳密にいえば、骨粗しょう症になる原因はこれだけとは言えません。他にある原因についてはまた違う機会にわかりやすくご紹介していこうと考えています。
この記事が骨粗しょう症の原因をわかりやすくざっくりと知りたいという方のお役に立てれば幸いです。